![]() 少し不安定だった心が、ふっとリセットされたように落ち着ける映画でした。 赤子を膝に乗せ、ゆっくりと鑑賞できました。全部通しては観られなくても、「さ、今日も続きを観よう」とすんなり映画の中に戻れる作品です。 フィンランドで日本食堂を一人で切り盛りするサチエ。お客が一人もいない毎日。 日本かぶれの青年が初めて店を訪れ、偶然出会ったミドリが店を手伝うようになり、 徐々に食堂に人が集まるようになる。 大きな事件が起こるでもなく、刺激的な映像もなく。 淡々と描かれる日常と、地にしっかり足をつけて、ただ「やりたいことをやっている」サチエさんが素敵です。 彼女のおにぎり、シナモンロール、そしておまじないがかかったコーヒー。 どれも本当に美味しそうで。 私は雑貨屋さんのディスプレイを見ると、部屋を片付けたくなりますが この映画を見て、キッチンを片付けたくなりました。 かもめ食堂の開店資金は? なぜお客がいないのにやっていけるのか? などの疑問は、群よう子の原作を読めば分かるようなので、是非読みたいです。 使われていたイッタラの食器。 いいお値段なのでいつも買わずに眺めてるだけですが、やっぱり欲しくなってしまいました。 ![]() ざっくりと感想。
![]() 「アイ・アム・レジェンド」 年明け早々、なんか後味の悪いの観ちゃいました。 夜、ひたすら追いかけられる夢まで見てしまった。怖すぎ! ワンコ好きの私達夫婦にはいたたまれないシーンがあって、辛かったです。 救いのあるエンディングではあれど、あぁ良かったとは思えず。 ![]() 「ダークナイト」 期待通りでした。 相変わらずクリスチャンベールは素敵だし、脇を固めるベテラン俳優陣も素晴らしい。やはりヒース・レジャーのジョーカーが秀逸。ジャックニコルソンはなんかちょっと可愛らしかったですが、今回のジョーカーはザ・狂気。ちょっと西川のりおのオバQ思い出しちゃうメイクですが、抜群の存在感で、これが遺作とはなんとも惜しいです。トゥー・フェイスもかなりグロテスクで、以前トミーリージョーンズがやってたコミカルな悪人とはスケールが違います。とても見応えのある、重みのある作品だったと思います。 ただ、今回レイチェルがあまり魅力的でないと思うのですが、好みの問題でしょうか? なんかイメージダウンしてしまいました。 ![]() 「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」に続く(一応)完結編。 監督はスプレマシーに引き続きポール・グリーングラス。 ものすごく楽しみにしてました。待ってました。期待通りの出来でした。 お金払ってもう一回観ると思います。 ただ続編というだけでなく、巧みに絡み合わせている。 記憶を失ったCIA最強の暗殺者であり、失った恋人を思い続けるジェイソン・ボーン=マット・デイモン真面目にかっこいいです。お決まりのカーチェイスも緊迫感が増し、タンジールでの追いかけっこや作り物ではない体当たりのアクション、手ブレブレで何が起こっているのか掴むのに必死になってしまう、息詰まる展開がたまらないです。脇を固めるキャストも、女性陣が素敵です。CIAがちょっとふがいなさすぎですが、まぁ、それは置いておいても。 地中海に漂い漁船に拾われ自分が何者か分からずにわずかな手がかりを追い続け、その行き着く先。その足取りは3作通すとチューリッヒ、パリ、ゴア、ナポリ、ベルリン、モスクワ、ロンドン、タンジール、ニューヨークとめまぐるしい展開でもテンポ良く引き込まれます。要所要所で過去の記憶がフラッシュバックされ、憂いを秘めた主人公に思いっきり感情移入。 また続きが作れそうな終わり方でした。この監督が作るのならば、見てみたいですね。 < 前のページ次のページ >
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